
フランクフルト駅反対方向へ行ってしまい急いで降りた駅。
本当、空が澄み切っていて、日本での蒸し暑さを忘れさせてくれた。駅のホームには、通勤する人たちがホーム中央に集まり出し、少しホームの端に行くと、まだゆっくりするスペースがある。
一緒に行動してた友人は、バッグからジャケットを取り出し羽織る。
この寒さが心地よかったので相変わらずTシャツのままの私である。
周りには、住宅も広がり、大好物である古そうなミキスト型の自転車が。。。
10分程度で電車が到着し、フランクフルトまで。
ここからドイツ各地へ列車移動する拠点だし、フランンクフルト駅は、『世界の車窓から』など、以前から訪れてみたかった駅の一つ。鉄骨構造がとにかく見たくて。思ってより小さく感じたが、古い建造物はやはり良い物ですね。
思わず「ハイジはスイスからこのフランクフルトに連れて来られたのか。。。」
とおっさんに懐古的発想をさせてしまうくらい古き良き何かを感じさせる。
時間はまだ午前8時前
駅周辺もまだ動き出さない時間。構内のパン屋さんにてサンドイッチと少し温度が足りないコーヒーで朝食。 さっきまでの食事の間隔の違和感は何処に?行ってしまったのか。。。 これでほぼ1000円。円安の影響は大きい。。
構内に住み着く鳩にとっては、最高の寝床なのであろう。
店の中に平気で入って来ては、店内での食べかすを急ぐでもなく、ゆったりと移動しながら突き出す。 人に慣れてるのでしょうね。全くもって平気です。
駅構内でロッカーを探し。。。そう言えば! 駅でPoliceに場所を教えてもらい、荷物を預けようとするとコインがない。困った。近くに居たお兄ちゃんがそこの店で何か買ってくれば?って親切に教えてくれた。水を購入し、ロッカーに預けると、またそのお兄ちゃんが「少しお金をくれ」。そう言う事か。。。
と1ユーロコインをあげる羽目に。。
あとで気づいたが駅の周りには、ホームレスもたくさんで、とにかく通りすがる人にお金を要求する人たちがとにかく多い。 移民の影響か???

駅舎も古くて、趣あり。
駅を出るとまっすぐに伸びる通りが一本。その通りには朝の通勤の人たち目当てであろう様々な出店がずらりと並ぶ。写真を撮り忘れてしまったのだが
サンドイッチ、ビール、チーズやフルーツ、でかい肉の塊を焼く店。
だいたいこんな感じのショップが。 それらは車で、オーニングをあげて、すぐに「さあ いらっしゃいませ」とオープン出来そうなショップ。
見るだけでも楽しいが、お腹いっぱいだし、結構よく見る光景だからスルー。
通りを抜けるとオフィスビルが立ち並ぶ、アーバンバイクと最近では呼ばれるヨーロッパらしい自転車での通勤の方々が急ぎばやに走って行く。
この周辺で色んな自転車を見る事が出来るのであるが、それは其の3で紹介するとして、街を散策しながら古い建物目当てにひたすら歩く。
周辺の建物が何であるのか? 予備知識を全く持たずでの散策なので
それらが何であるのか? は今でもさっぱり判りません。。。
団体ツアーらしき中国人観光客のツアーガイドを盗み聞きをしても
やっぱり判りません。所々の単語だけ聞き取れましたが
街中は正直言ってゴミが多い。
先進国にしては街中にゴミが散乱していて驚きでした。
ゴミ箱は至る所にあるのですが、それでも道端にゴミがある。
移民が多いドイツ。それも影響の中にあるのかなあ〜と
遠く離れた日本ではあまり感じない問題を改めて考えてしまうのです。
ヨーロッパから見ると日本はアジアの極東。 それも島国。
多くの国がユーラシア大陸の中にある中、日本は島国。
そう考えると日本ってどう思われてるのだろう。。。
公園のベンチで自転車を眺めながら、そんな事も考えてたのです。。。